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ようこそ生田緑地ばら苑へ

川崎市多摩区長尾2丁目8番1号ほか(旧 向ヶ丘遊園内)

ばら苑の風景(たわわに咲く大輪の白いバラと緑濃き葉)

「ばら苑」の歴史

生田緑地ばら苑は、小田急向ヶ丘遊園の閉園に伴い、園内に整備されたばら苑を、存続を求める多くの市民の声に応え、2002年(平成14年)に川崎市が引き継いだものです。

生田緑地の中に位置する本ばら苑は、周囲を多摩丘陵の樹林地に囲まれ、360度の緑のパノラマと清涼な空気が体感できる「秘密の花園」として親しまれ、バラの開花時にあわせ、春と秋の年2回開苑しています。

本ばら苑の歴史は古く、開苑は1958年(昭和33年)にさかのぼり、当時は「東洋一のばら苑」と賞されました。苑内にはバラ文化の豊かさを示す代表的な四季咲き大輪種(HT・ハイブリッドティー)、四季咲き中輪種(FL・フロリバンダ)や、つるバラ(CL・クライミングローズ)、四季咲き小輪種(Min・ミニチュア)などが植栽されております。これらのバラの育成管理については、多くの市民ボランティアによって支えられており、本ばら苑の特徴となっております。2008年(平成20年)、ばら苑開苑50周年を迎え、新たにイングリッシュローズコーナーを整備しました。

バラの品種「アマツオトメ」の太い株元
50年の歴史を感じさせる頼もしいバラ(アマツオトメ)の株元
赤いバラの花と蕾が沢山の写真
春秋の開苑期間に向けて元気に育つバラたち

年表

ばら苑の年表
1927年
昭和2年
向ヶ丘遊園地開園。
1958年
昭和33年
向ヶ丘遊園オープン開業30周年記念事業として「ばら苑」開園。バラの品種の多いことで、東洋一といわれました。また、池を配した造園の美しさも特徴。秩父宮妃殿下がご来苑。
1959年
昭和34年
開苑1周年を記念して高松宮妃殿下がご来苑。
1977年
昭和52年
フローラ像建立。
2002年
平成14年
向ヶ丘遊園地閉園。
「ばら苑」存続を求める市民の声に応え、川崎市が維持管理を引継ぎ「生田緑地ばら苑」として春と秋に開苑を始める。
2008年
平成20年
「ばら苑」50周年を迎え、春秋あわせて10万人近い来苑者に楽しんでいただいています。「ばら苑募金」を活用し、イングリッシュローズコーナーを設置。

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